こんにちは!
みなさん、頭痛の経験はありませんか?
たぶん、ほとんどの人が一度は経験されていると思います。
そして、多くの人が日頃から悩まされていると思います。
頭痛にはいくつか種類があり、どんな些細なことでもその原因になり得ます。
今回は頭痛の中で最も多く、誰にでも起こる“緊張型頭痛“についてお伝えします!

目次
緊張型頭痛とは
よく「筋肉が緊張している」という言葉が使われますが、これは筋肉にずっと力が入っている状態を指します。
頭の周り〜首〜肩〜背中にかけての筋肉はさまざまな理由で緊張し、
緊張が続くと筋肉は硬くなり、筋肉の中にある血管を圧迫してしまいます。
血流が悪くなると、筋肉が疲労し、神経が刺激され痛みが出てきます。
これが“緊張型頭痛“です。
症状
- 後頭部を中心に頭の両側・首筋に痛み
- 頭を締め付けられているような圧迫感
- 何かを乗せられているような重だるさ
- 肩・首・後頭部のこり、めまい
などの症状が見られます。
ひとつだけ当てはまる人もいれば、全て当てはまる人もいます。
これが数時間から一日、長ければ数日間続く場合もあります。
頭を動かしても痛みがひどくなることはないので、日常生活に支障はないとは言われていますが、痛みがあるという時点で辛いし、気分も下がってしまうので、原因を見つけてしっかり解消しましょう!
原因
一番の原因は、不自然な姿勢を長時間続けることです。
パソコン作業などのデスクワーク、スマホの操作、ゲーム…などは、頭が下がり前かがみになります。
頭はとても重いので、それを支える肩や首にはかなりの負担がかかり、それが「筋肉が緊張している」状態です。
長時間の運転や、高さの合わない枕で寝ることも、肩や首の緊張状態が長く続くことにつながります。
また、心身のストレスも大きな原因の一つです。
冬の寒さや夏の強い冷房など、身体の冷えは血の巡りを悪くさせます。
不安や緊張、仕事のプレッシャー、人間関係の悩みなど、精神的ストレスも体をこわばらせ、頭痛を引き起こします。
解消法
痛み止めの薬や漢方は一時的なもので、根本の解決にはなりません。
原因を見つけ、それを取り除く必要があります。
姿勢が原因であれば、お仕事などのすきま時間にストレッチやマッサージをしましょう!「姿勢を正しくするぞ!」という意識が大切です!
また、適度な運動で筋緊張をほぐしたり、
おうちでのんびりリラックスした時間を過ごし、温かいお風呂に入ることで血行が改善されます。
ホットタオルを肩に乗せたり、温かい飲み物を飲んで身体を温めるのも効果的ですよ◎
精神的なストレスが原因だと感じる人は、できるだけ環境を変えたり誰かに相談してみるなど、ストレス要因を取り除くのが一番です。
ですが、それは簡単なことではないしなかなか難しいと思います。簡単に取り除けるのであれば、頭痛になるまで溜め込まないですから。
なのでまずは、自分の身体を癒すことから始めましょう!
何も考えず、やりたいことだけやって、食べたいものを食べましょう!
たまにはそんな日があったっていいんです◎
片頭痛との判別
緊張型頭痛と片頭痛の判別は、決定的な検査方法がないためとても難しいです。
痛みの感じ方・頻度・時間帯…などを記録し、病院を受診してお医者さんに正確に伝えるか、自分で分析するしかありません。
- ズキン、ズキンと脈を打つような痛み
- 頭を動かすと痛みが増す
- 吐き気、嘔吐
これらの症状があれば、片頭痛の可能性が高いです。
片頭痛の場合、温めたりマッサージをすると逆効果となり、痛みが悪化してしまうので注意しましょう。安静が一番です。
セルフケア
肩周りのストレッチであれば、座ったまま簡単に行えます!
①背中を反らす & まるめる
腕を真上に伸ばし手を組み、ゆっくり時間をかけて息を吐きながら背中を反らします。
反対に前で手を組み、ゆっくり息を吐きながら背中をまるめます。
背中の伸びをしっかり意識しましょう。身体を横に倒すのもGoodです!
②首をまわす
首を大きくゆっくりゆっくりまわします。2〜3回まわしたら、反対にもまわしましょう。
首を倒した状態で5〜10秒ほど止めるのも効果的です◎(前後左右)
③肩を上げて、下ろす
両肩を上に上げ、瞬間的に力を抜いてストンと下ろします。前から上げたり、後ろから上げてストンと下ろすのもやりましょう。
そうすると力が抜けて、前に出ていた肩の位置も良くなります。

他にも手を肩に触れながら肘を回して肩甲骨を動かしてみたり、肩周りや首筋を軽くマッサージしてみてください!
痛いと感じる手前の、「イタ気持ちいい」が目安です◎
お仕事の合間、家事が一段楽した時…など、痛みが出てからやるのではなく、痛みが出る前の予防としてこまめに行ってみてください!
もちろん痛みが出てしまった時でも、痛みの緩和になりますよ!
頭痛のない生活を
頭痛は「寝込むほどではないけど、何もできない・したくない」と思わせてきます。
どこかに痛みがあるというだけで、一日がどんよりとしてしまいがちです。
だけど仕事をしなくちゃ、家事をしなくちゃ…と、無理して頑張ってしまう人ほど頭痛はやってきます。
痛みは体からのサインです!
気力や薬で誤魔化さず、しっかり休息をとりましょう!
理想は体がサインを出す前に、定期的に自分の身体を労り、痛みのない生活を送ることですよ◎
最後まで読んでいただきありがとうございました!

阿部 陽子

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